床材~無垢材のお手入れとメンテナンス

無垢材の表面塗装とお手入れ方法について

藤本建築設計事務所の藤本です。

 

 

毎年恒例の大掃除の年末が今年もやってきましたね!!
そこで今回は前回オススメした無垢フローリングのお手入れ方法について
ご紹介します。

 

 

無垢フローリングはお手入れが大変。。。
傷やシミがついて汚くなりそう。。。

 

 

といったマイナスイメージを持たれている方はたくさんいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

 

 

無垢フローリングのメンテナンスは、仕上げの塗装により異なります

 

 

無垢材の表面塗装は下記の通り、一般的には2種類あります。
①浸透性塗料
②コーティング系塗料

 

では先ずは①の浸透性塗料から見ていきましょう。


浸透性塗料とは、オイル等木材の内部に浸透して保護する塗料のことを指します。
肌触りや質感は木そのもの。
表面に塗膜がない分、傷やシミがつき易いですが、サンドペーパーで削って補修を
することが可能であり、無垢フローリングの特性を活かした塗料です。

↓  ↓  ↓

オイル塗装

 

日常のお手入れは、表面のホコリや塵は掃除機で。
雑巾は水拭きは極力避けて乾拭きで

 

そして木材に浸透している塗料は、次第に良く歩くところからこすれて
とれてきますので定期的に再塗装を行い、保護力を高めてあげます。
(だいたい1年に1度をめやすに・・・と言われていますが状態を見ながらですね!)

 

そうすることで、汚れをつきにくくし、色・ツヤが蘇ってより無垢フローリングを
長く美しく保つことができるようになります。
もちろんご自身での塗装が可能です!

傷はサンドペーパーで削って再塗装が可能です。
塗料は着色だと部分的に再塗装した所が色ムラとなりますので出来れば
クリア(着色無し)が良いですね。

 

 

次に②のコーティング系塗料です。


表面に硬い塗膜をつくる塗料の為、比較的お手入れは簡単とされています。
表面が硬い膜でコーティングされるため、浸透性塗料に比べ無垢木材本来のテクスチャーや
質感は失われます。
ツル・テカっとした質感です。
また、水や汚れに強いなどのメリットもあります。
表面材の厚みの薄い複合フローリング等は、傷等をサンドペーパーで削ると表面材がなくなって
しまうのでこちらの塗料が適しているかもしれません。

↓  ↓  ↓

ウレタン塗装

 

 

日常のお手入れは、表面のホコリや塵は掃除機で。
雑巾は固く絞った水拭きです。
こちらも一年に一度を目安に床全体を大掃除(ワックスがけ)することで、光沢を失わず
美しく保つことができます。
ワックスがけは汚れを落とす・小さな傷や汚れからウレタン塗装を保護します。

 

 

傷はご自身での補修は難しいため、どうしても直したいひどい傷の場合には
専門業者による補修が必要となります。

 


以上が2種類の表面塗料別のメンテナンス方法でした。

 

いかがでしたでしょうか?
この様に、表面の塗装によってお手入れ方法は違います。
ポイントさえ知っていれば、ご自身でも簡単にお手入れができます!

 

 

シート張りでは味わえない、本物の暮らし。
木の質感や風合い、本物が楽しめる無垢フローリング。

 

 

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福岡市女性建築士デザイン注文住宅藤本建築設計事務所

 

 

 

 

 

 

 

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