建築の旅～長野・安曇野

福岡市南区を拠点に活動している藤本建築設計事務所の藤本博子です。

住宅をお考えの方で、デザインや建築がお好きな方、
きっといらっしゃいますよね？

そこでこのコーナーでは私の今まで訪れた「建物」をご紹介していきます。

住宅をお考えの上で、私の旅が少しでも何かヒントになればと思います。

まずは記念すべき第１回目の旅は、長野県にある「安曇野ちひろ美術館」

　

安曇野といえば・・・
NHK 連続テレビ小説「おひさま」のロケ地で有名となった場所です。

今回私が訪れたのは長野県安曇野市。

アルプスの山々といわさきちひろが愛してやまなかった安曇野の
豊かな自然の中に佇むロケーションが本当に素晴らしいこの美術館。

もうそれだけで１００点満点ですが、屋根は山を形とり、外観の基本色は
アースカラーでコディネートされ自然と調和し主張しすぎず・・・
でもしっかりと存在する建築。

とても優しく暖かな、懐かしさを感じる場所。
帰りたくなる場所。

ロケーションは違っても、私達の暮らす住宅もそんな佇まいでありたいと願います。

メンテナンス（オイル塗装）も必要となる木の板の外壁ですが、雰囲気が抜群ですね。
時間さえあれば、塗料を取り寄せて自分でもメンテンナス出来る木の板。
（もちろん危なくない高さﾏﾃﾞですよ）

使う素材を考え、手間暇をかけていくと、長い年月をかけて経年変化となり魅力が増していきます。

皆様の暮らす場所はいかがですか？

「経年変化」と「経年劣化」について、またの機会にお話しますね。

 

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